※美品※宮澤流 姫路押絵 押絵 八重垣姫 羽子板 注文 20号 昭和29年頃

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昭和29年か30年頃(1954年か1955年)製の、宮澤流 姫路押絵の羽子板です。外箱に20号、と記載があり、実寸サイズは、縦約61cm、横幅(最上部)約26cm、厚み(最大部、髪飾りのあたり)約6cmです。姫路押絵を全国一の折り紙月の地位にのし上げた、宮澤由吉(号:由雄)の長男、貞次の名入りです。(画像4枚目)昭和29年か30年のお正月から18年ほど、お正月の時期が来るたびに飾り、お正月が終わると毎年大切にしまって保管していたもので、色褪せや布のほつれ等、ざっと見渡す限り見当たらない美品です。ビニール袋にかぶせた状態でお写真を撮っております。保管時は、この状態からさらに二重で大判のチャック付き袋に入れておりました。この年代のものでここまで綺麗に保管されているものは珍しいのではないかと思いますが、とはいえ素人保管品にご理解いただけましたら幸いです。◆宮澤流 姫路押絵羽子板◆独特の技法が雅やかな世界を創りあげる姫路押絵。明治維新後まもなく産声をあげた宮澤由吉(号:由雄)の出現が、姫路押絵を全国一の折り紙つきの地位にのし上げた。抜きんでた技術を有したと言われる宮澤は、若い時に京都で修業したのち、生家の姫路市立町で制作に努め、その作品は官庁の以来を受け宮中への献上品にもなった。この技術は、長女(号:秀鶴)に受け継がれ、工夫を凝らした女性特有の繊細な作品は、遠く東京の上流社会においてもてはやされ、幾たびか宮中への献上品になった。さらに、長男宮澤貞次、四女(号:秀栄)に受け継がれ、現在は延栄の次男雄次郎とその妻紀久世夫婦が継承している。

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